これはサントラですけれど、先日映画を観てきました。
ある日友人宅で食事中にこの映画のCMを観て、友人とふたり「ヒュー・グラント〜
」と黄色い声をあげました。そのダンナ様から「コナン観に行くんだよね」とか「クレヨンしんちゃんのオケツ?」などと言われながらも初志貫徹。
ん〜
もしかしたら、コナンやしんちゃんの方が面白かったかも〜。
典型的なラブコメに、これぞというキャスティング。キューティーブロンドやブリジットジョーンズのようなアクの強さはありません。これこそが正統的ラブコメと呼べましょう。
断っておきますが、私はヒュー・グラントとドリュー・バリモアが大好き
面白みがなくてもこのふたりが出ていればそれでヨシってなくらい好き。
しかしねえ…あまりといえばあまりに展開が読めた。起承転結がハッキリしているお話は好きですが、それはすべてが終わってから思うことであって、観ている(もしくは読んでいる)最中に「そろそろ『転』も終わるな…『結』に15分といったところか」などと考えてしまうほどハッキリし過ぎているのもどうかと思います。ヒュー・グラントとドリュー・バリモアじゃなかったら、2時間もたないよ〜
主役2人の役柄にアクがなさ過ぎる。だからアクの強い姉やコーラに目が行っちゃう。
ポストブリトニーと言われる歌姫として主役2人に絡むコーラ役のヘイリー・ベネット
クネクネでエロエロ(笑)なんだけど妙に中世的で、解釈のおかしいブッディスト(ダライラマを動物のラマだと思っていた
)で、ロマンチストな不思議ちゃん。
とってもとってもとってもキュートでした
しかし邦題ってどうやってつけるんでしょうねえ。『作詞作曲』ではあんまりだけど…『ラブソングができるまで』よりも『music and lyrics』の方がしっくりきます。それでこそ背景の写真が生きてきます。原題のままにしちゃえばいいのに。