さて昨日のGUCCIを衝動買いする前、フラリと立ち寄ったChloéでビビッてしまいました。ビビッと来たわけではありません。ビビッてしまったのです
もともと『Chloéはなんだか好みでないな〜』とこれまでノーチェックだったにも関わらず、ヒマだったので、興味がないながらもとりあえずチェ〜ック!の軽い気持ちで足を踏み入れました。やはりウワサ(?)のパディントンとやらはまったく好みでない。
ナンなんだ、このでっかい鍵は?お店のお姉さんに
「パディントンって、このでっかい鍵がついていますよ〜ってことなんですか?」と尋ねると、世にも不思議な質問をされました〜!という顔をされました。失礼なやっちゃ
。
『やっぱりパディントンはいらない』と思いながら店内を物色していると、『まあ、これならいいかな』と思うものを発見しました。
「この形はなんていうんですか?」と聞いてみたところ(買う気もないのに、我ながらいい度胸だ…
)、ベティというらしいです。
大きいサイズよりも小さい方がチビの私にはピッタリ。
しかし、たくさんポケットがついてはいるものの、お財布が入るわけでも携帯が入るわけでもなく(実用性を求める私の方がどうかしているということなのでしょう)、今ひとつピンと来ない。
ピンと来ないながらも、ひとつくらいChloéとやらのバッグも持っておこうかと購入へ向けて心は動いていました。そんな雰囲気を察したのか、これまで
『ナニ?このモノ知らず』という雰囲気だったお姉さんの態度が変わり、色違いや素材違いを次から次へと出してきます。
その中でブラウンとボルドーの間みたいな色の、何やら爬虫類の革素材のものを出してきました。よく聞いていなかったので何の革かはわかりません。新作っぽいことも言っていたような気もします。
『う〜ん、どうしても買うとすればコレかなあ』と鏡の前で横を向いたり、正面を向いたり。
あんまり容量は大きくないなと中を隅々まで見たその時です!値札に気がつきました。
42万数千円!!!
ワタクシごときが、たいして欲しいわけでもないモノに費やしていい金額ではありません。っていうか、検討する前に値札確認しろよ、私!
お店のお姉さんの態度も愉快ではありませんでしたし、スーッと熱が冷めました。やっぱり買うものは30秒で決まるのです。そうでないものは不要なものなのです。
「いろいろ出してもらったのにすみませ〜ん。もうちょっと考えま〜す」と言って、お店を出ました。
Chloéって、お高いんだ〜。どうりで客の少ない大晦日とはいえ、財布をチェックする人はいてもバッグをチェックしている人がいなかったわけだ〜。
危うく42万円のお買い物をしてしまうところだったので、その後財布の紐が緩んだことは言うまでもありません。
そして帰宅後…ベティちゃんも不思議素材の新作でなければそこまでお高くないということを知りました。ヤバイな〜、一度42万円出しそうになっただけに、安く思えちゃうんだよ〜う。たいして欲しいわけじゃないのに…[:がく〜:]