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國立故宮博物院見学
さて、士林站(MRTの最寄り駅です)からタクシー自動車で10分くらい走ると、門に警備員が立っている高級そうなマンションがデデ〜ンと建つ一帯にやって来ました。「こんなところに中国四千年の歴史的遺産が…?」と訝りながらふと反対側を見ると、唐突に目に入ってきた山の緑に映える派手な建造物。故宮博物院でした。

入り口から遠く彼方に見えるその姿、壁は清冽な白、屋根瓦はエメラルドグリーンで、なぜかオレンジ色の瓦で縁どり。階段状に上がっていく、参道とでも呼びたくなるような途中の長い通路(下るのはともかく上りたくはない…と思ってしまいましたひやひや)も白く、変な話ですが、今は亡き鈴木その子様を思い出してしまいました。
全体像はすぐに視界から消え、タクシーは博物館の真ん前まで坂を上って行き、その坂がけっこう急で長かったものですから、心の底から『下で降ろされなくて良かった〜』と思いました。

美術の評価が2だったことがあるにも関わらず、博物館は好きですハート大小。ちなみに美術館はさっぱりです。絵を描くのは苦手だけど、工作や手芸は大好きなので、工芸品中心の博物館はとても楽しい♪

正面の車寄せでタクシーを降りて建物に入ると、右手にギャラリー、右奥に郵便局があります。大規模な改装中らしく、建物の右側半分は入れないようになっていました。左側半分は改装が終わったばかりで、とても近代的です。
正面のエスカレーターを上がった2階の受付でチケットを買います。100元ですから日本円で350円くらいですね。日本語のツアーガイドはないので、入場口をはさんで受付の反対側にあるカウンターでイヤホンガイドを借ります。これが入場券より高い140元。なんだかちょっと損をした気分…。でもあった方がいいと思います。写真つきの身分証明証を預けなければならず、運転免許証を出しましたが、ちょっと抵抗を感じましたしょんぼり

入り口を入って右側に進みますが、まず目に入るのが金色の大きな三体の仏像ぴかぴか
仏様のお顔が柔和だとかなんとか感想を述べたいところなのですが、そうそう仏像を目にすることもないため、「ああ仏像だなあ」としか思えないのが残念です。
それよりもこんなに大きく重そうなものを北京の紫禁城から運び出し、台湾まで持ってきたという執念に驚きます。中国国民党の『正当な中国はこちらだ』という威信を感じます。

続いて古い書籍類が展示してある部屋へ。「をを、まるでお習字のお手本のような美しい漢字!」と感激しましたが、だから逸品として展示されているのか、書籍そのものに価値があるのか、いまひとつわかりかねました。
同じ部屋に台湾原住民族の文献があり、イヤホンガイドで、移住してきた漢民族は彼らを弾圧しなかったと説明され、なんだかホッとしましたよつばのクローバー

以後清朝から新石器時代に至るまで時代を遡りながら、2階、3階とすすんでいくのですが、かなり寒い冷や汗冷房が効き過ぎています。長袖のパーカーを羽織ってはみるものの、ミュールの足下から冷気が立ち上ってきます。夏場でも裸足で行くのはおすすめしませんポロリ

内側に信じられないほど細かい絵を描いた小瓶や、キラキラ輝く玉(『ギョク』と読んでくださいね。間違っても『タマ』と読まないでくださいませたらーっ)をあしらったイヤリングや髪飾り、「たぶんこれが『いい仕事してますねえ』ってやつなのだろうか」くらいにしか思えない自分の審美眼のなさを露呈させる陶磁器たち。
あんなに寒くなければ足が棒になるまでゆっくり見回りたいところですが、冷え性の爪先が悲鳴をあげていましたので、途中から、興味が少ない場所はザッと見るだけになってしまいましたポロリ
それでも、その前からしばらく離れられなかったのは象牙細工の数々。ものすごく細かい象牙の透かし彫りが何層にもなった球体や、実用的ではないカゴ、小さな船の船室の中に、ムシメガネで見ると小さな小さな人が乗っていたり…

それから最も不可思議で、かつどうやらこの博物館の目玉であるらしいのがコレ…。絵葉書になるほどの目玉展示品???



その名も翠玉白菜。まんまです。翡翠を細工してあるのですが、確かにその自然の色をうまい具合に生かしてあるのはスゴイ。豊穣の象徴だかなんだかの昆虫もくっつけているのがまた芸が細かい。しかしナゼにこれほどの翡翠を白菜に…。これは絵葉書の写真なので、もっとキレイな写真をご覧になりたい方はコチラへどうぞ。

お隣に展示されていた肉形石。石を豚の角煮そっくりに染色加工したそうです。わけがわかりません。コチラへどうぞ。

足早に廻ったのに、ゆうに2時間は鑑賞していました。連れを気にしなくていいというのは非常に良かったです。右半分の改装を終え、完全リニューアルオープンしたら4時間かかることになってしまいます。展示物は随時入れ替わり、全部見るには8年かかるそうですびっくり。今度行く時はきちんと靴下を履き、履き慣れたスニーカーにジーンズで行こうと思います。

ふもとまで歩き、後ろを振り返り、もう一度よくその姿を鑑賞しました。その内包する美術品とは相反する真新しさ。長い間紫禁城に納められていた文物はいつか里帰りすることがあるのでしょうか。
中国と台湾の軋轢にまた思いを馳せてしまいました。
| 台湾ひとり旅 | 13:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
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