もう1週間ほど前の話になるのですが…。
お風呂上りののんびりした時間、スキンケアをしながらチャンネルを動かしていたら、アニマックスでドラゴンボールGTが放送されていました。
GTってナニ…
ベジータは大人なのに悟空は子供…???でも悟飯も悟天もいる…チチもブルマも年とってるし…悟空を『おじいちゃん』と呼ぶ女の子は誰…?心なしかトランクスに似ている女の子はもしかしてブルマとベジータの娘なのか?
知らなかった…ドラゴンボールは魔人ブウとの闘いで幕を閉じたんじゃなかったのか…
しばらく見ていると、ゴールデンウィークの特別プレゼント(?)として、どうやら最終回までの数話を放送しているらしいということがわかりました。
後で調べたところによると、ドラゴンボールGTとは原作の続きだが製作に鳥山明があまり関係していないアニメなのだそうです。あれだけの漫画ともなると、原作者の意向とは別に、ビジネスとして続けていかざるを得なくなるんですね…なんだかちょっとせつない。
内容もせつなかったじょ〜
もう一度見たいな〜と思っていた『悟空とベジータのフュージョン』『子供の悟空』『願いを叶えてくれる神龍』
…なんだかちょっと不愉快
「これが見たかったんでしょ〜?」って上座からご機嫌伺いされているような気分になっちゃいました。
なんでいつまでも年老いた(はずの)悟空とベジータが必死で戦うかなあ…働き盛りの悟飯やトランクス、悟天は見守っているだけ。やっぱり純血のサイヤ人でなければダメなのか?宇宙を滅亡させようとしている敵相手だぞ、卑怯だろうがなんだろうが全員で闘えばいいじゃないか〜。界王神様だって一緒に闘ってくれてもいいじゃないか〜。
しかも最後の技は『元気玉』
「みんな、オラに元気をわけてくれ!」のアレである。テレビの前、思わず独り言を言ってしまいました。「ベタ過ぎるだろ…」
ところがどっこい!『みんな』とは地球のみんなではなく、宇宙のみんなだったのです。なんてワールドワイド!そこが以前の元気玉とは違うとこなのね
最後のエピソードは蛇足だったと思うのですが、これまでの回想シーンが出てくるのは良かったですね。宇宙どころか地球の運命すら背負っていない頃の悟空はやっぱりカワイイ
年々いいコ、いい大人になりすぎちゃってつまんないけど。
いくらなんでもこれ以上は続かないでしょう。なんだか妙に達成感で心地よい眠りにつきました。